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  1. 33歳になりました
2021/10/23

33歳になりました

10月16日で33歳になりました。

 

起業してから7年が経ち、まだまだ未熟な私にもいろいろなことがあったなと。

思い返せば経営者としても、人としても未熟なところばかりで。

でも日々一生懸命に生きて、挑戦して、そのおかげで今の自分があり。

 

起業時には「俺は一年後には従業員100人超える会社を創る‼」と宣言し、

その一年後には100名、三年後には250名を超える会社になったけど、

今では少数精鋭で売上利益最大化の会社を目指してたり。

 

元々、友人が多くその仲間たちと楽しいことや夢を叶えたくて

「京都で突出した総合ベンチャー企業を創る‼」と宣言し、

不動産、ゲストハウスや美容室に飲食店など色んな事業を経営してたけど、

今では不動産業に焦点を合わせると経営方針を定めたり。

 

このたった7年間でもたくさんの人に迷惑をかけ、その分自分を戒め、成長する過程で

経営者としてより健全で、より誠実で、より慎重になりたいと考えて

今は「より強い会社を創る」と決めて経営してる。

 

スーパーカーに乗って、いい時計をしていたイケイケ時代。

でもそれも今では「中身が足りなくて飾ってたんだなぁ。恥ずかしいなー」と言える。

 

今は物欲なんてスーツや昔から好きだった服を買うくらいで。

プライベートでは中古車のベンツに、時計なんて興味もなく。

そんなことより、いかに強くカッコよく中身がある会社であり、経営者になれるかが全て。

 

イケイケの経営者は、危うい経営者と同義。

固い経営者は、健全な経営者と同義。

 

でも俺はまだまだ中間を目指しながら、そのイケイケ側に近いのだろうな。

最近そんなことを考える。

 

どちらが正解でもない。

何もないベンチャー企業が仕事をいただくために大きく見せることは必要。

経験も中身もない経営者が人を惹きつけるために自分以上の自分を魅せることも必要。

 

じゃないと何の取り柄もない自分から、なりたい自分になるには背伸びしかないから。

その時々のステージとフェーズによるんだと。

 

だからこそ腹を括り、宣言し、自分を追い込み、有言実行していく。

 

その繰り返し。

その中でいろんなものがそぎ落とされて、中身が少しずつ付いてきて、飾らなくなり、自然体になれる。

 

俺はまだまだ自然体にはなれてないけど、

この数年で足元を固め、明確に100億円企業が見えてきた。

そして「京都を代表する不動産デベロッパー会社を創る」と宣言できる。

 

でもその中で心のどこかにある。

「会社としてはそれでも、経営者としてはそれでいいのか?」と。

 

会社に誠実になればなるほど、固く強い会社を目指す。

自己資本比率を高め、無収入寿命という現預金を増やし、資産を厚く、固定収入を多く。

より堅実な会社で「京都」で30代ベンチャーデべとして初の100億円企業。

 

それだけでも素晴らしいことだと思う。

確実に堅実にいまその会社作りができてるし、100年続くそんな企業を創る。

 

ただ「中野拓磨」という人生ではどうなのだろうと。

 

「日本を代表する経営者になる」と自分自身に宣言したんじゃなのか?と。

 

だから、常に「革新的な事業はないか?」と心のどこかで探し求めてる。

固く強い会社とは別なものを探してる。

 

「京都で不動産デべとして100億円企業」

 

この素晴らしい目標の宣言実現をする。

 

と同時に、1000億円や1兆円の話をする経営者の先輩方といると

 

「俺は100億円企業を目指してるのに、、、」

「こんなものではない」と「そんなことで満足するなよ」という自分がいる。

 

33歳。

この新しい一年間でいまでこそ明確な目標が、もっとよりクリアに、そしてより広い景色に変わる気がする。

 

最近本当に「より強く、より堅実に、より固く」と本来のベンチャー魂の自分をコントロールしてる。

というよりコントロールできる力がついた。

 

だから急に物欲がなくなり、そのままの自然体が一番いいと考え、自分という人間が変わり始めた。

それは今までみたことのない高みへ登るための、新しい自分を創るためのタイミングなのかもしれない。

 

日本を代表する経営者になるためには、予選で勝ち進めなければいけない。

そして、全国で勝負するにはもっともっと持久力、技術力、人間力を磨かなければいけない。

もしくは全国で勝負する必要はなく、いかに持続可能な企業になることかの方が近道なのかもしれない。

 

売上規模なのか売上規模ではないのかも

時価総額なのかそうじゃないのかも

急拡大する企業なのか

細く長く世紀を超えて存続する企業にこそ価値があるのかも

 

選択肢や道は複数ある。

 

昔の自分ならすぐに答えを出し、生き急いで焦って背伸びをしてた。

その焦って背伸びをして今がある。

でもここから先は簡単に行けない山を登るんだと直感が教えてくれてる。

 

だからこそ心の奥でいまはそれを抑えて、一歩大人になり、焦らず正しい方角を探し、

備えるように最大風力のタイミングに乗れる羽と岩山を登れる足を創ってる。

 

そして必ず今までの俺では到底届かないところまでみせる。

そして他でもない俺にしか登れない山を登って見せる。

 

答えを急くな、結果を急くな、1つ1つを積み重ねる力をつけるタイミング。

 

そう自分に言い聞かせてる。

数年後にこのブログを見返したときに「まだ未熟な俺だったな、でもそのおかげで今がある。」と言えるように。

 

そしてその時の俺がとんでもない場所にいて、そこからまた高みを目指続けてるように。