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  1. 令和3年 新春出港
2021/01/04

令和3年 新春出港

皆さま明けましておめでとうございます!

ガーネットの中野です

 

ブログ、一年ぶりですね笑

 

それくらいですね

 

去年一年はバタバタでした(言い訳です)

 

というより起業してからずっとバタバタですが

 

とくにこの2~3年間は濃い!

 

3年前にホテル事業を売却し、2年前に飲食事業を売却し

 

周りからは「ガーネットは事業を売却して、どうやってこれから売上あげるの?」

 

と散々色々言われました

 

今だからこそ言えるのですが

その言葉あれば有るほど「あっみんな理解してないんだなぁ」と私は思ってました

 

ガーネットのメイン事業はですね、昔から「不動産業」です

 

というより私は社会人になってからずっと不動産屋です

 

だから「みんな何言ってるのかな?」と思ってたのですが

 

すぐに「あっ、これはいつものやつだ、あれだ」と気づいたのです

 

私中野の「いつものあれ」です

必ず来るんです

 

そして私には「あれ」が必要なのです

 

わかりますか?

 

サラリーマンのときに高卒の中途採用組で馬鹿にされましたが

 

「あれ」のお陰で全国1位の営業成績をとりました

 

転職したとき、また1からやり直しでした

しかもローカルエリアの配属です

でも「あれ」のお陰で転職先でも全国1位になりました

 

最年少で店長職を頂いたときも周りからは批判だらけでした

それも「あれ」のお陰で全国1位のお店を作りあげました

 

独立して早々に「あんな若い会社はすぐに終わる」と言われましたが

 

「あれ」のお陰で京都のゲストハウスシェアNO1を獲得しました

 

 

この「あれ」を一度考えてみてください

 

 

 

 

 

 

それは「成長のタイミング」には「壁と批判」がセットでついて来るということです

 

そして、その壁が大きければ大きいほど、批判の範囲が広ければ広いほど

 

「恐怖」がもれなくついてきます

 

でも私はこれを何度も何度も何度も経験してきたので「わかってるのです」

 

よだれタラタラですね

 

なぜか?

 

それはですね、恐怖の中には隠れてるものがあります

 

それは「成功」です

 

私は「成功に恐怖はセット」だということを知ってます

 

そしてそれが怖ければ怖いほど「成功」したときは大きく、そして比例して成長します

 

小さい頃からこれだけは大切な考え方だと生きてきました

 

というより超絶ポジティブ人間なので「キターーーー!この感じ!!」って思ってました笑

 

そして、このタイミングで必要な行動があります

 

それはですね「失う勇気と捨てる選択を取る」ということです

 

最年少で全国1位の店舗を作り上げた次の年に

希望して全国最下位の店舗へ転勤願いを出しました

 

チヤホヤされっぱなしのポジションでしたが、全て捨てて全国最下位の店舗へ

 

みんなには止められました

 

「中野くん、自分から行くとかあほやなぁ」って

 

でも私にはそこには恐怖もありましたが、ちゃんと光が見えてました

 

そして結果はその全国最下位の店舗をたった数ヶ月で全国3位まで押し上げました

 

その転勤願いのお陰で京都にくることができて、そのお陰で独立することができました

 

この「失う勇気と捨てる選択を取る」ということは本当に必要です

 

そして、今回も事業を売却したあと、大きな壁と批判がきた

 

そして当然恐怖もセットです

 

もがいてもがいての2~3年間

 

「あんな事業しよう」「こんな事業しよう」とガーネットはあっち行ったりこっち行ったりでしたが

 

最終的な決断はやはり「失う勇気と捨てる選択を取る」でした

 

それが「ガーネットは、俺の強みである不動産業へ一点集中する」ということでした

 

そして、もう一つが「少数精鋭企業となる」でした

 

私は昔から人が大好きです、そして目立つのが大好きです

 

だから3年前までは250名以上の多くのスタッフを雇用して拡大してきました

 

いわゆる私の「夢」の一つです

 

私はその選択を捨てました

 

それくらいして得たいものがあったのです

 

それは事業をしていく上で何度も繰り返し逃してきたことです

 

先程の全国最下位の店舗に移る時、光が見えてきたと言いましたが

 

その光が見えたのには理由があります

 

それは「私には仲間がいた」に尽きます

 

「戦いを始めるときはいつも1人で戦う決意が必要だ」と考えてますが

 

それは「最終責任は全部俺がとる」ということだからです

 

でも、戦を始めたあとは仲間がいないと勝てません、それくらい本当に大切です

 

単純に多くの人数を雇用して自己満足してた私は「仲間を守る」ということが欠けていた未熟者でした

 

「戦」を何のためにするかを見落としていたのです

 

だからこそいま得たいものがはっきりとわかります

 

それはですね「一生歩める仲間と戦いたい、その仲間を守りたい」いわゆる「全員を終身雇用するんだ」ということです

 

世の中は終身雇用とは反対の方面へ走っています

 

世の中は責任を取りたくないから「副業ブーム」なんて体の良い言葉を使います

 

でもその言葉は裏がある

副業なんて言葉は生涯雇用放棄をしている会社の言い訳です

 

実際経営者してる私が「その言葉は経営者が楽だわ」と思えるんですから

 

大企業が雇えなくなったスタッフに促してる言葉に聞こえる

 

それは未熟ながら私にもわかる

 

だって私も事業売却をしたことがあるからです

 

当時のガーネットはベンチャー企業として拡大期でした

 

そしてベンチャー企業の拡大期は終身雇用とかそんなこと言ってられませんでした

 

でも「なぜ経営者をしてるのか?」の出発点はやはり「人を幸せにしてありがとうがほしい」に尽きるのです

 

昔から認められることが少なかった子供時代、承認欲求が強い私です

 

そんな中ここまでこれたのは仲間のお陰です

 

その仲間を本当に幸せにしたい

 

そして走り出したガーネット

 

ただ、ベンチャー企業は拡大拡大の連続です

 

そしてより大きな拡大のために事業をM&Aしました

 

スタッフにとっても幸せな選択肢だと考えてました

 

でも実際には、大切にできなかったスタッフも多くいました

 

事業売却をしたあともスタッフのことをずっと考えていました

 

「これで本当に良かったんだろうか?」と

 

「あのスタッフやこのスタッフは大丈夫かな?」

 

夜になると、いまでも思うことがあります

 

そして決めたのです

 

「俺は生涯雇用を宣言する経営者になる、絶対なる」

 

そのためには「岩盤収益があるダム経営の会社を作る必要がある」

 

スタッフにどう思われようともいきなり舵をきる

 

すべての批判を受け止める

 

そしてある日スタッフ全員に

 

「いまやってる不動産業以外の他の事業はすべてやめます。これは決定です。そして俺はたった一人になったとしてもガーネットを成功させます。」と

 

その時、ガーネットは他の事業も進めてました

 

当然、そこにはそれを担当するスタッフも

 

だからあえて彼ら彼女らにこれ以上「不確かな希望や夢」を見せないために

 

「たった一人でもやる」という寂しい言葉を使いました

 

松下幸之助さんが言った言葉があります

 

ある日松下幸之助さんに一人の経営者が質問しました

 

経営者「松下幸之助さんのようにダム式経営(余裕のある経営)をするにはどうすればいいですか?」

 

そして松下幸之助が言った一言は

 

松下幸之助「ダム式経営をしようとした瞬間からですよ」

 

「本当にスタッフを大切にする会社を創る」と決めました

 

他に進んでる事業があり、スタッフがいるなら

 

1日でも早く選択をするべきだと考えさせられました

 

私以外の全員が左の舵を切ってようとも、右の舵をきる

 

何があろうと船が転覆しないようにするのが私の役目です

 

そして去年を迎えます

 

一時250名近くいた会社ですが去年は13名

 

役員いれて13名です

 

ただ、「不動産業に集中する」と言って経営を進めてきた去年

 

年商は史上最高の28億円を売上ました

 

今だからこそ言えるのですが、先程の「成功には恐怖がセットでついてくる」には

 

成功するために2つ大切なことがあります

 

それはなんだと思いますか?

 

 

1つ目は「諦めない」ということ

 

そして2つ目は「すべては自己責任と考えること」

 

だと思います

 

逆にいうと恐怖に飛び込むにはたったそれだけでいいのだと思います

 

明けない夜はないといいますが、本当にそうだと思います

 

でも、諦めた瞬間や人の責にしたときから

 

その足は夜明けとは逆の方向に足が進むのだと思います

 

2~3前から私は沈黙し、何を言われようと今日まで自分の選択肢を信じてきました

 

人は結果でしか判断しません

 

それでいいと思います

 

そして、私は周りが思ってる中野拓磨よりずっと深く物事を見ています

 

だから時に「コロコロ変わるやつやなぁ」と言われることがあります

 

私はそれを悪いと思ってません

 

その「変わる」は何の為か知っているからです

 

そしてその前に、私の中ではまず言葉の意味が違うのです

 

それは「変化」ではなく「対応」や「適応」であり「進化」なのです

 

この船を転覆させないように遠くをみて

 

岩山があるとわかったから舵をきるのです

 

その「遠く」は毎日毎日この会社を考えてる船長であり、経営者である私が一番「見れる」と自負しているのです

 

そして、変わらないことがあります

 

それはこの資本主義を「仲間と共に生き残る」ということです

 

だから経営手法が変わることも、不動産業の中で移行することもあるでしょう

 

しかし、経営者である使命「生涯雇用」は一生ブレない指針です

 

だからこそスタッフにも結果主義を貫く経営方針が今のガーネットです

 

もうね

 

2~3年間諦めずバタ足してたら、夜が明けてきました

 

気がついたら2~3年かけて恐怖は乗り越えてました

 

これから溜まりに溜まった2~3年間分の大きなビッグウェーブ乗りこなしていきますよ

 

そして、今の私の経営者としての考えなら、失ったスタッフをもう一度守れる力がつくと思います

 

一隻の大きな船じゃなくていい

この早い世の中ではすぐに舵がきれないと渡りきれないから

 

でも集まれば艦隊は作れる、乗り越えられる

 

わかってます、全部は無理です

でももう一度失った大切な仲間をここから数年で取り戻します

 

これ以上言うと役員から怒られそうなのでやめますが

 

そのための夜明け前の一歩

今年もガーネットスタッフ一同よろしくお願いたします‼